こんにちは。
横浜市港北区で現役薬剤師が教えるメディカルハーブ教室・薬草魔女の会の渋谷緑彩(しぶたに みどり)です。
私が主催する薬草魔女の会は、ハーブの資格だけでなく、日常生活にハーブを取り入れられるように講座をしています。
*食べるハーブ その6 しいたけ
食べるハーブシリーズを書いていますが、意外とあるもんだな~と思いました。
他にも野菜とかをあげたらきりがないと思います。
とりあえず、メディカルハーブとされてるものを書いています。
シイタケも実はメディカルハーブの1つです。
これはしっかりと本にも載っています。
=しいたけ=
学名:Lentinula edodes
科名:サルノコシカケ科
使用部位:キノコ部分
成分:アミノ酸(リジン、アルギニン)、レンチナン(多糖類)、カルシウム、カリウムなど
作用:免疫賦活、抗腫瘍、抗ウィルス、肝臓保護、コレステロール低下など
シイタケの免疫を上げる作用は有名ですね。
私が病院にいる時、今から約20数年前に薬としてサルノコシカケがあるというのを先輩から教えてもらいました。
商品名は、クレスチンです。
今は薬としてはほとんど使われていないです。
出始めた当初は、癌患者さんによくだすよと言われていました。
確かに抗ガン剤を使う人にセットになって出してました。
キノコが薬になるの?!と当時思ったものです。
先輩からは「効果があるかどうかはよくわからないけどね。」なんて言われました。
末期がんの患者さんに使ったら、確かに効果云々はわからないかなと思います。
クレスチンは、今でも薬として存在しています。
このように、シイタケは、免疫を上げる薬として使われます。
キノコ関係では、霊芝やアガリスクもキノコ類です。
キノコ関係には多糖類が含まれ、それが免疫を上げると言われています。
シイタケのエキスとかは、サプリメントとして売られてるのが多いかと思います。
食べ物で取れるのなら、食品で取ってもいいかな~と思います。
シイタケからは、いいお出汁もでるので、料理に活用していきたいですね。
干しシイタケは、ビタミンが豊富ですよね。
ビタミンDの補給にも使えるかな~。
このように食べるものもハーブになります。
ハーバルセラピスト養成講座の中には、食品関係の話も入っています。
ハーバルセラピスト養成講座では、食品に含まれる成分のお話です。
ハーバルセラピスト養成講座では、メディカルハーブの話もいっぱいしますが、食事などのこともかなり話します。
生活に密着した内容も多くありますよ。
=食べるハーブシリーズ=
*食べるハーブ その1ジンジャー
*食べるハーブ その2 ごぼう
*食べるハーブ その3 マイタケ