メディカルハーブとしてあまり使われないハーブとして、まず浮かぶのはブルーマローです。
(ウスベニアオイ)
【ウスベニアオイ】
学名:Malva sylvestris
科名:アオイ科
使用部位:花
成分:粘液質、アントシアニン、タンニンなど
作用:皮膚や粘膜の保護、胃や泌尿器、喉の粘膜保護
確かに、日本では、マローブルー、ブルーマローと言われています。
私は、ハーブ習いたてのころはよく使っていましたが・・・ここ数年は、全く使用していません。
この2年くらい、講座で使うのに用いてるくらいです。
このハーブは、アメリカで買っているハーブ会社さんには置いていなく、イギリスにもあまりないんですね。
3月にリエコさんの講座に行った時に、日本はマローブルー使うけど、イギリスは、粘液質ならマーシュマローと使うと言っていました。
どうりでイギリスの買っているハーブ会社さんにはないと思ったわ。
たまに見かける時もあるけど、あまり見かけないんですよね。
リエコさんいわく、国によってもハーブ事情はあるので・・・と話していました。
それで、納得しました。
日本では、美容に粘液質の補充というかたちで使われていたり、喉の炎症の時に、胃が荒れてる時に・・・と使われています。
マローブルーを使ってみた私の感想は・・・
しっかりコップ1杯3g使うと、喉がイガイガした時は、その炎症が少し治まる感覚があります。
逆に、マーシュマローがあまり使われていないような感じがしますね。
マーシュマローは、粘液質多く、胃の粘膜を守るのにいいし、喉の粘膜を守るのにもいいんですよ~。
あのトロッとした感じが好きですね。
マローブルーの色を楽しむ時にも使いますね。
綺麗な青紫色。
見た目が綺麗ですね。
この色を残すためには・・・かなりぬるいぬるま湯でいれることがポイントになります。
水でもいいですよ~!
できた液体に、レモン汁を落とすと・・・ピンク色になりますよ~。
(右の写真の右側がレモン汁を入れたところ)
お時間ある方はお試しあれ~。
実際、ハーバルセラピスト養成講座でも、時間があればこの実験やっていま~す。