12月からメディカルハーブ検定講座集中講座が始まりました。
受けてくださる方は、友達の紹介でいらした薬剤師のNさんです。
ハーブは、ティーバックを使って飲んでるということでした。
でもあまりハーブを選ぶことはないとのことでした。
ただ、ハーブは気になっていて、教室、講座を探していたけど、なかなか自分がピンとくるところがなくて行かなかったとのこと。
今回いらしてくれて、御縁をいただいて感謝でした。
薬剤師さんということもあり、話は色々つきず・・・。
健康のこと、薬のことなど、Nさんの考えもお聞きしました。
薬剤師さんの特徴は、ハーブを使い始めると、結構簡単に使えてしまう!ということなんです。
薬と置き換えできたりするので、覚えるのがらくなんですよ。
もともと、自然療法を色々されていたNさんですが、ハーブは触ってこなかったとのこと。
ハーブも奥が深いよ~ということが、少しでも伝わればいいかな~と思います。
そのため、ティーバックでも美味しく飲める飲み方から講座が始まります。
まずは、ハーブティーの飲み比べをしてもらいました。
そこから、ハーブを感じてもらいました。
そして、ハーブティーをいれるということを見てもらいました。
集中講座なので、初めの1日なので1回目、2回目を行います。
◆1回目の内容
1)1回目は、ハーブの歴史
2)実習は、ハーブティーの入れ方
1)1回目は、ハーブの歴史から始まります。
ハーブの歴史は、ハーブはアロマよりも古くて・・・から始まります。
アロマは、ハーブが存在しないと精油が取れないので、もう少し先の話になるんですね。
歴史の所は、テキストに沿って行いますが、分かりにくいので補足プリントを使用します。
ハーブは、人が使っている歴史がすごく長いんですね。
国によってもハーブの使い方が違います。
中国、インドにも薬草療法があるので、それを比較して話します。
そして、現在の状況、植物療法色々などを説明します。
2)実習は、ハーブティーの入れ方です。
ハーブティーも入れ方によって、使い方や味が変わる事を説明し、実際飲んでもらいました。
また、ティーバックの美味しい入れ方もお伝えしました。
今回、使用したハーブとティーバックはジャーマンカモミールです。
これは知っていると知らないとでは、ティーバック使っていれるハーブティーの味が変わってきます。
もちろん、これはリーフティーを使う時にも言えますが・・・。
本当に、小さい事ですが、これをやるやらないではかなり味が違うんですね。
実際にやってみたハーブティーを試飲すると・・・
「こんな味がするんだ」
「ティーバックとリーフティーでの味が違う」
「このような作り方でも、意外と飲める」
「美味しい」
などの声があがりました。
お家でもやってみてくだいね~と伝えています。
あとは、ハーブティーが時間と共に味や色が変化していくので、その変化を見てもらいました。
理由は、初めての方でも知ってるハーブだし、飲んだこともあるハーブだと思うので。
馴染みのある方が、よりハーブに親しみやすいかな~と思ったので選びました。
あとは、ハーブの各論4つの説明。
ハーブの特徴ももちろん話しています。
◆2回目の内容
1)2回目は、ハーブの使い方色々
2)実習は、手浴です
ハーブの色々な使い方の説明は・・・
使う基材(加工する時に使うもの)の説明と保存方法、安全性も含めて説明します。
使ってもらって実感できるのがハーブなので、やはり続けられるようにと頭に入れて説明します。
実際に自分が使っているものも、お見せしたり、試してもらっています。
使いやすさ、手軽さなどもお話します。
というのも、ハーブは使ってなんぼです。
手がでにくいようだと困るんですね~。
自分の経験からも、話しています。
実習は手浴。
洗面器にハーブをいれて、手を温めるというもの。
入れるハーブで効果が少し変わってきますね。
今回使ったのはネトルとペパーミント。
お湯に入れるとほんのりペパーミントの香りが漂います。
ハーブがバラバラにならないように、今回はお茶パックにいれてお湯を注ぎました。(横着ともいわれるかしら)
手浴して手にハーブがついて、水で洗うのは避けたいな~と思ったので・・・。
ネトルとペパーミントなので、じんわりと温めていく感じですね。
手浴なので、手から血行をよくしていき、全身にいきわたる感じです。
そこも体験してもらえたらいいな~と思います。
今回、手浴ですが、足浴にも共通するポイントも説明しましたよ。
手をお湯につけると・・・
「温かい」「かなり温まる~」「手の色が違う~」「眠くなってきた~」
という声が上がりました。
そして、ハーブの各論4種類とハーブの特徴ももちろん話していますよ。
最後に、ハーブを10gほどブレンドしてもらい、お持ち帰りしてもらいました。
ハーブの10gが、かなり多いことに驚いていましたね。
ここで、2回目は修了。
伝えたいことは、いっぱいあるので少し時間がオーバーしました。
あっという間の2コマでした~。