こんにちは。
横浜市港北区で現役薬剤師が教えるメディカルハーブ教室・薬草魔女の会の渋谷緑彩(しぶたに みどり)です。
私が主催する薬草魔女の会は、ハーブの資格だけでなく、日常生活にハーブを取り入れられるように講座をしています。
こうも暑いと熱中症に注意!です。
先週は、薬局でも脱水、熱中症の可能性の高い患者さんたちがいました。
その症状は・・・
頭が痛い、頭が重い、身体がだるい、気分が悪い など
初期症状がでてきます。
風邪の初期症状と似ています。
先生も風邪の可能性もあるので、風邪薬を念の為処方しています。
そういう私も一昨年、熱中症になりました。
頭痛い、気持ち悪い、フラフラする、寒気がする、ガクガク震える、立っていられないなどの症状がでました。
この状態が続いたら死ぬ!とも思いました。
それほど状態がひどくなる事があるんですよ。
それ以来、熱中症には気をつけています。
患者さんたちには、熱中症の可能性もあるので
「経口補水液(OSー1、アクアソリタ、アクアサポート、アクエリアス経口補水液など)も飲んでくださいね」
と話しています。
私のお勧めとしては、OSー1、アクアサポート、アクアソリタ、アクエリアス経口補水液かな。
コーンシロップが入っていないのが、OS-1、アクアソリタ、アクアサポート、アクエリアス経口補水液の4つでした。
OS-1,アクアサポート、アクアソリタ、アクエリアス経口補水液は、ブドウ糖、果糖、砂糖のどれかが入っています。
この時に、「ブドウ糖果糖液糖」はお勧めしません。
ブドウ糖、果糖、砂糖(ブドウ糖+果糖)は、身体に吸収が早いのでエネルギーない時はよいのです。
経口補水液で改善したら、熱中症の症状ということです。
経口補水液は、ちびちび飲んでください。
一気に飲むと吸収できずに、吐いたり、下痢などになる可能性もありますよ。
私は患者さんには、OS-1を勧めています。
勧めている理由は、味が変わるからです。
甘いと脱水傾向にある!
まずいと脱水していない!
これで判断してくれるからです。
とりあえずと言うことろでお勧めしています。
取り急ぎとか、外出中であれば経口補水液を買って飲む!ことはありです。
人口甘味料が入っているじゃない?と思いますが、取り急ぎなのでこのくらいは目をつむりましょう。
身体の回復の方が先です!
無理はしないことです。
お家で経口補水液を作るなら・・・
砂糖(黒糖、キビ糖) 15g
塩 1,5~2g
レモン汁 適量
お水で500mlにする。
ハーブだと・・・
ハイビスカス+ローズヒップを勧めています。
これに砂糖、ハチミツなどを入れて甘味をつけて飲むといいですよ。
この中に、少しだけお塩を入れるのもいいですね。
あとは、ハイビスカス+ローズヒップのシロップを作るのもいいと思いますよ。
あと、夏の果物といえば・・・スイカ!
スイカとお塩のコンビネーションもいいですよ!
果物の糖分とミネラルとお塩!
これで脱水の回避できます。
ただし、食べれたらなのですが・・・。
本当に昔の人の智慧はすごいですね。
それでいうと、6月の梅仕事も夏に使えるものを作っていますね。
梅ジュース、梅シロップ、梅干し、
どれも夏に使えるものですよ~!
色々と試せるものは試してみてくださいね。
経口補水液の糖については、こちらの記事に書いていますので参考にしてください。