こんにちは。
横浜市港北区で現役薬剤師が教えるメディカルハーブ教室・薬草魔女の会の渋谷緑彩(しぶたに みどり)です。
私が主催する薬草魔女の会は、ハーブの資格だけでなく、日常生活にハーブを取り入れられるように講座をしています。
風邪をひく!
これは季節の代わり目が多いのですが、夏風邪も多いですね。
風邪をひくと熱がでます。
熱中症の熱は、身体の中にこもった熱です。
風邪の時の熱とは少し違います。
熱中症は・・・
暑い外にいた、室内でも暑い場所、湿度が高い所、温泉、サウナに入っぱなしとかの時に起きやすくなります。
体内の熱がこもり熱が上がります。
風邪の時の熱は・・・
なんか背中がぞくぞくする、首がこる感じ、寒気がするなど。
少し熱のタイプが違うかなと思っています。
風邪の場合の熱は、熱は2~3日で落ち着きます。
高熱が5日以上続くときは、風邪とは違う可能性があります。
大きい病院に行くことを患者さんに話しています。
熱は必要があってでてるのですよ!
判断としたら・・・
熱中症は、湿度が少なく涼しい場所に移動し、体内の水分バランスを戻すために経口補水液をちびちび飲むといいです。
それで回復したら熱中症です。
風邪の時に熱がでるのは・・・
1 細菌やウィルスをやっつけるため、
2 熱を上げて自分の免疫をあげてゴミを処理するため
この2つがメインです。
風邪ひいたときは漢方薬も使えます。
身体の熱を上手く発散させたり、身体の弱い所を補助します。
漢方薬も代替療法の1つです。
上手く利用するといですよ!
熱がでてる風邪の時に使える漢方薬は・・・
◆なんか首筋が重く、ぞくぞくするという風邪の時は葛根湯。
◆急に熱が高くなるインフルエンザのようなときは、麻黄湯。
◆喉の痛みがあり、熱がある時は銀翹散、銀翹解毒散。
証が合えば改善は早いですよ。
ただし、麻黄湯や葛根湯は、合わない場合があります。
合わない時は、夜眠れないとか、興奮するとかが出る可能性があります。
自分の証に合わせて飲んでくださいね。