【今思えば、それが病気の兆候だったのかも・・・】
昨年、直腸がんステージ2で手術をしました。
私の場合、決めては便潜血で大腸カメラをしたらわかりました。
今思えば、その前から実は兆候があったんですよね。
その兆候とは・・・
・ヘモグロビンA1cが高くなっていた
・油物をよく食べていた
・直近では食事量が減っていた
でした。
毎年、健康診断は受けて採血していました。
私は橋本病もあったので、甲状腺の数値はすごく気を付けてみていました。
しかし、見落としたのが血糖値でした。
この数年ヘモグロビンA1cが、0.2ずつ上がっていたのです。
少しずつ上がっていったのが落とし穴でした。
おととしはヘモグロビンA1cは5.6でした。
そのため医師も
「様子見ましょう。基準値よりも低いから大丈夫ですよ。」
となりました。
確かに基準値以下の数字だったのでそうなりますよねと私も思います。
なんでヘモグロビンA1cを気にするのか?
ヘモグロビンA1cが高くなると糖尿病と言われます。
これは多くの方がご存じだと思います。
糖尿病は、色々な病気を引き起こすんです。
心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳いっけつ、腎臓病、腎臓病からの透析、末端のしびれや痛み、認知症、がん、動脈硬化、化膿したら直りが悪い、など症状は色々あります。
じゃあなんで気にするのか?
身体が糖で動いてるのか?油で動いてるのか?の指標になるからです。
(この話はながくなるので、また別に書きたいと思います)
ガンの場合、多くは身体が油で動いてる方に偏っています。
(糖で身体が動いてる時は正常運転しているときです。)
ガンの場合は、油で身体が動いていて、糖が細胞でうまく使われないからヘモグロビンA1cが上がるのです。
私の場合は、がん化してる組織があるから血糖値が高くなっていったんですよね。
患者さんの中でがんになったことがある方は、血糖値を下げる薬を飲んでいることが多いのです。
私の父が、胃がんで内視鏡手術したときにヘモグロビンA1cが6.2でした。
その数値は、薬を使わないギリギリの数値です。
だから、私が父のがんの再発の指標としていたのは、ヘモグロビンA1cが上がらない事でした。
なんでって、「ヘモグロビンA1cが高くなると身体が糖をうまく吸収できてないですよ!」の合図になるからです。
糖尿病は、血液に糖があふれていますという状態です。
つまり、「細胞には糖が入りにくくて、細胞はエネルギーが足りていないですよ。お腹空いていますよ。」の合図になります。
細胞は、糖(ブドウ糖、果糖)が入って活動でき、エネルギーを作ります。
その原料の糖(ブドウ糖、果糖)が入ってこないから、他のものに頼ります。
他のものに頼る、、、それが油です。
がん化は、身体が糖で回らずに、油で回っていますよのサインになります。
確かに、今思えば、私は手術の数年前から揚げ物や油が多いものをよく食べていました。
でも、今思えばですよね。
今思えば・・・
・ヘモグロビンA1cが高くなっていた
・油物をよく食べていた
・直近では食事量が減っていた
ここら辺は指標になるかなと思いました。
確か、市村正親さんが胃がんに気が付いたのは、篠原涼子さんが市村さんの食事量が少なったと指摘したことでした。
食事量が減っているときは、内臓の何かの不調がある時なのかもしれないですね。
自分の身体をよく観察するのはやはり大事なのですよ。